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2022.08.31
- アパレル
- マテリアル
「Comfeel×C2C」生地のスーツがクラウドファンディングに登場!
こんにちは、HP運営・編集チームです。 田村駒のオリジナルブランドである高機能生地「Comfeel(コンフィール)【以下Comfeel】」と、リサイクルポリエステルブランド「C2C circulation polyester(シートゥーシーサーキュレーションポリエステル)【以下C2C】」を組み合わせた「Comfeel×C2C」の生地が、千葉にある縫製工場ソーイングアサヒ株式会社の「サスティナブルスーツ」に使用されました!「サスティナブルスーツ」は、クラウドファンディングにて2022年8月26日~10月1日の期間で販売します。 クラウドファンディング販売サイトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/572459#menu 「サスティナブルスーツ」への想い 1973年創業のソーイングアサヒ株式会社は、高級婦人服を中心に生産する縫製工場です。長年にわたり田村駒の各部署で大変お世話になってきました。 『従来のOEM生産だけではなく、自社の縫製技術を活かしたブランドの開発・販売を行い、より多くの人に喜んでもらいたい』 そんな気持ちから、従来のターゲットとは異なるメンズ向け製品、そのなかでも縫製工場の技術力を十分に発揮できるスーツの開発・販売をクラウドファンディング「CAMPFIRE」で挑戦することになりました。 どんな生地を使おうか迷っているところ、長年取引のあった田村駒から高機能かつエコな生地「Comfeel×C2C」のサンプルを渡されました。開発したいスーツにぴったりの生地だと思い、使用することに決めたそうです。 『昨今廃棄衣料が問題となっている…衣料品の生産に携わる我々としても、環境に配慮した素材を使い持続可能な開発・生産を行いたい。技術を次世代へ伝え日本の縫製業界を持続可能にしていきたい』 この想いを胸に開発に取り掛かります。 こうして開発されたスーツは「サスティナブル(=持続可能な)スーツ」と名付けられました。 「サスティナブルスーツ」ってどんなスーツ? 「サスティナブルスーツ」は、エコで機能性に優れた動きやすいスーツです。 生地へのこだわり 田村駒のオリジナルブランドである高機能生地「Comfeel」と、リサイクルポリエステル素材ブランド「C2C」を組み合わせた「Comfeel×C2C」が使用されています。 「Comfeel×C2C」は、リサイクルポリエステル糸を使用していることで環境への配慮もさることながら、2WAYストレッチ、通気性、形状安定・防シワ性、吸水速乾性、UVカット効果など、高い機能性を実現しています。 さらに今回は撥水加工も施してある素材を採用。突然の雨にも安心です。 縫製へのこだわり 洋服を作る際に必要な洋服の型紙=パターンは、フライトジャケットのひとつであるMA-1ジャケットのテクニックを取り入れています。肩回りの可動域が広くなり、腕が動きやすい仕様となりました。さらに、長年縫製業界に携わってきたソーイングアサヒ株式会社だからこそ依頼できた日本の匠ともいえる2名が、パターンを監修しています。 縫製は各工程をいかに丁寧にできるかによって、出来上がりの「洋服の顔」が変わってきます。 ソーイングアサヒ株式会社では、梱包・輸送で縮こまった生地にスポンジング加工を施し、生地を裁断に最適な状態にします。この生地をリラックスさせる工程が上質な洋服づくりには欠かせません。生地の裁断後はいよいよ縫製。足の動きがスムーズになるように、特殊な縫製技術を駆使しました。そして最後は手縫いで丁寧に仕上げ。職人の技が光ります。 こうしてMADE IN JAPANの技術力がたくさん詰まった、着用する人に寄り添う「優しい顔」のスーツが完成しました。 「サスティナブルスーツ」詳細情報 商品名:サスティナブルスーツ 色:Navy Blue ネイビーブルー(濃紺)※1色のみ 製造・販売:ソーイングアサヒ株式会社(Made in Japan) 機能・特徴:2WAYストレッチ、通気性、防しわ性、撥水加工、リサイクル糸使用、洗濯可能、イージーケア、動きやすいパターン設計・縫製技術 販売価格:クラウドファンディングサイトをご確認ください。(https://camp-fire.jp/projects/view/572459#menu) 販売場所:クラウドファンディング「CAMPFIRE」WEBサイト(https://camp-fire.jp/projects/view/572459#menu) 販売期間:2022年8月26日~10月1日 ソーイングアサヒ株式会社の縫製力と田村駒の素材力が掛け合わさった「サスティナブルスーツ」、応援宜しくお願いします!
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2022.06.17
- アパレル
使いやすい3つのポイント!衣装レンタルショップ「Lana」
こんにちは、田村駒HP運営・編集チームです。みなさんは、ファッションレンタルやサブスクリプションサービスなど利用されたことはありますか? わたしはブランドバッグのレンタル・サブスクリプションサービス、結婚式参列用のドレスのレンタルは気になっていますが、まだ利用経験はありません。 近年、ファッションレンタル・サブスクリプションサービスが増えてきているように感じます。 実は田村駒でも、2021年3月1日、スタイリスト向けファッションレンタルショップ「Lana(ラナ)」をオープンいたしました! 本来の表記は「Låna」。スウェーデン語で、「レンタル」という意味です。 「なんでスタイリスト向け?一般の人はレンタルできないの?」 「具体的にどんなサービスなの?」 こうした疑問が頭に浮かんだ方、いらっしゃるのではないでしょうか? 疑問にお答えしつつ、「Lana」を始めるきっかけや、こだわりポイントについてご紹介いたします。 5分程度でお読みいただけますので、どうぞお付き合いください。 始めるきっかけ 廃棄衣料問題 繊維のプロとして長年、アパレル製品に携わってきた社員の一人はずっと考えていました。 「大量に作って、販売できるのは嬉しいけれど、もし一生懸命作った服がなかなか売れなかったら、最終的には廃棄するしかないのだろうか?このもったいない状況をなんとかする方法はないのだろうか?」 そんな想いから、お取引先のアパレルメーカー様やファッションに携わる方々に相談していくなかで、 アパレルメーカー様の倉庫にある在庫やサンプル品を有効活用するファッションレンタルサービスに辿り着いたのです。 スタイリストの方に特化したサービスを ファッションレンタルサービスの構想に辿り着いたものの、世の中にはすでに多くのレンタルサービスが存在しており、それぞれに特徴をもっています。 いろいろな方に話を聞いたり、調べていると、スタイリストの方は衣装を探して入手する際に、課題を抱えていそうだということがわかってきたのです。 そこで「スタイリストの方が本当に使いやすいレンタルショップ」というコンセプトで始めることにしました。 3つのこだわりポイント 「Lana」では、スタイリストの方が本当に使いやすいと感じていただくために、特に3つのことにこだわりました。 その1 現役スタイリストがディレクター、「現場の声」を反映した品ぞろえ 現役スタイリストがディレクターを務めており、単に在庫やサンプル品を集めるのではなく、スタイリストの方が実際に使いやすい「現場の声」を反映した品揃えにしています。 品質も良質なものを選定しており、安心してご利用いただけます。 その2 ホームページ掲載商品写真で、簡単に資料作成可能 スタイリストの方が資料を作成しやすいよう、公式ホームページに掲載する写真にちょっとした工夫をしています。 せっかくなので、一緒に見ていきましょう! ① まず、「Lana」公式ホームページへいきます。 ② 上部のほうに「MEN」「WOMEN」「UNISEX」など、タブが並んでいるので、お探しのジャンルを選択します。 ③ 下記のように商品カテゴリが出てくるので、お探しの商品カテゴリを選択します。 ④ 商品カテゴリページへとんだら、商品一覧がでてきます。お探しの商品を選択。 ⑤ 商品を選択すると、下記のような画面がでてきます。商品写真をクリックすると、その商品の正面、横、後ろなどの角度から撮影された写真がでてくるので、必要なものをコピーします。 ⑥ コピーしたもの資料に貼り付け。今回はパワーポイントに張り付けてみました。パンツだけではなくトップスやシューズも張り付けて、完成! このスタイリングがいいのかどうかはさておき、初めてやってみたわたしでも10分もかからず簡単にできました! 商品を同じトルソーに着せて撮影しているので、商品写真同士を合体させても、とてもナチュラルな仕上がりになったと思います。 是非みなさんも試してみてはいかがでしょうか? その3 原宿店舗には作業スペース&休憩スペース 「Lana」は、原宿に店舗を1件構えています。秘密基地のような、ビルの地下1階にあります。 スタイリストの方が商品を見ながら作業がしやすいよう、作業スペースを確保しています。一人ひとり仕切りがあり、トルソー、鏡、デスクをご用意しています。 作業が疲れたら、ほっとひと息つける休憩スペースもございます。ご自身のペースで作業ができる環境を整えています。 ご利用について いかがでしたか?少しでも「Lana」について知っていただけたら嬉しいです。 現在「Lana」をご利用いただく場合は、会員登録をしていただく必要がございます。会員登録をしていただいた方のみご利用が可能です。 詳細につきましては「Lana」公式ホームページをご確認ください。 今後について 今後もサスティナブルな社会を目指しながら、ご利用者の方に寄り添ったサービスを提供していきたいと思っています。 「Lana」のご利用、お待ちしております!
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2022.06.17
- アパレル
ワークウェア「DIYAP」|3つの魅力でもっとおしゃれを!
こんにちは、田村駒HP運営・編集チームです。Instagramで100円ショップグッズで作るDIYの投稿を見るのが大好きです。 形から入るタイプなのでそろそろ工具を買いそろえてしまおうか悩んでおります。 さて、今回は「ワークショップをよりおしゃれに!」をコンセプトに、 2020年に誕生した田村駒オリジナルワークウェアブランド「DIYAP(ディヤップ)」について、その主な魅力を3つご紹介いたします。 「ワークウェアブランドって言ってもほかのワークウェアとの違いはあるの?」 こんな疑問が浮かんだのではないでしょうか? 「DIYAP」は田村駒の強みをギュギュっと凝縮しているブランドです。 本記事もギュギュっと短め3分でお読みいただけるようにしました。どうか最後までお付き合いください! 魅力その1 デザイン性 まずはデザイン性。DIYしている時に、材料が足りなくなること、ありませんか?そんな時、わざわざ着替えなくてもすぐ買いに出掛けられたら楽ですよね。 日曜大工、ガーデニングの作業時だけではなく、普段から着たくなるようなセンスあるTシャツ、ジャケット、ボトムスなどを企画しています。 長年トレンド情報をしっかりキャッチし、アパレル製品の企画・提案ビジネスを行ってきた田村駒のデザイン力が光ります。 魅力その2 機能性 そして機能性。実際に着用する方のことを考え、ストレッチ性、吸水速乾性、UVカット性など、丈夫な高機能素材を使用しています。 仕様にもこだわり、便利で機能的な工夫が施されています。 例えば下記写真のベストはバッグ代わりになる優れもの。ジャケットの上からも着用できるサイズ感で、ポケットはマチ付き、収納物の落下を軽減する工夫が施されています。 背中には全体が袋状になっており、収納力バツグンです! 魅力その3 お手頃価格 最後にお手頃な価格!田村駒のグローバル背景・物流体制を活かし、お求めやすい価格で生産することが可能です。 汚れてしまうかもしれないワークウェアが高価だと、もったいないと思って着用しなくなる可能性がありますよね。 作るからにはできるだけ長く、たくさん着てほしい。そんな想いからリーズナブルな価格で提供いたします。 どこで買えるの? いかがでしたでしょうか?少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。 なかには「すぐにでも欲しい!どこで売っているの?」なんて、思ってくださった方もいるかもしれません。 残念ながら、現在は田村駒から一般消費者向けの直販は行っておりません。 一部ホームセンター様でお取扱いがありますが、まだまだこれからです。企業様とのコラボTシャツは、大変ご好評をいただき、感謝申し上げます。 生産のご相談、お取扱いのご希望、コラボなど、絶賛受付けております。当サイトのお問合せフォームをご利用ください。 みなさまと一緒にものづくりができることを楽しみにしております。ご連絡お待ちしています!
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2022.06.17
- アパレル
- リビング
- ブランド
22年「FOLBOT」日本で再始動!
~フォールディングカヤックをもう一度~
こんにちは!田村駒HPの運営・編集チームです。YouTubeでアウトドア動画をよく観ているものの、実際行動に移そうとすると、若干腰が重くキャンプに行けていません。 グッズはほぼ完ぺきに揃っているので今年こそはキャンプデビューしたいと思っているこの頃です。 わたしのように、実際に行く前の準備段階が楽しい!という方も、実は結構いらっしゃるのではないでしょうか? そんな準備からワクワクしている方に是非、カヤック&アウトドアギアブランド「FOLBOT」を知っていただきたいと思っています! アメリカで一世を風靡したフォールディングカヤックの老舗メーカー「FOLBOT」は、2016年に生産・販売を終了しました。 しかし、カヤック&アウトドアギアブランドとして、まもなく日本で復活いたします。 「FOLBOT」プロジェクトを始めるきっかけ、ものづくりの過程や、展示会の様子についてご紹介致します。 5分程度でお読みいただけると思いますので、最後までお付き合いください。 プロジェクト始動のきっかけ 「なにか、新しいことしたいな~」 田村駒のある社員は考えていました。 「最近部下がキャンプの話をよくしているなあ~。巷でも流行っているようだし…ちょっと詳しく調べてみよう!」 こうしてアウトドア好き社員も含め情報収集した結果、「FOLBOT」と出会いました。 「『FOLBOT』を、カヤック&アウトドアギアブランドとして復活させよう!」 強い決心とともに商標を取得、「FOLBOT」プロジェクトがスタートしたのです。 ものづくりの過程 「復活させたいけれど、一体どうしたらいいんだろう?」 アパレル製品・生地のことはプロのメンバーでしたが、カヤックについては全くわかりませんでした。 「FOLBOT」が取扱うカヤックは、フォールディングカヤックです。フォールディングカヤックとは、折り畳み式でコンパクトになることが特徴です。 普通自動車のトランクにも載せることも、リュックのように担いで電車移動することもできます。 「絶対にフォールディングカヤックを作りたい!そのカヤックでキャンプに行くんだ!」 元々アウトドア好きのメンバーですから、「FOLBOT」プロジェクトに対する情熱は言うまでもありません。 協力してくれる企業はないかと奔走した結果、日本でフォールディングカヤックの一貫生産を行っている工場、フジタカヌー様に辿り着きました。 フジタカヌーの社長は、突然現れたメンバーのことを当初訝しがっていましたが、 何度か顔を合わせるうちにメンバーの本気も伝わったのでしょう。一緒に開発を進めてくれることになったのです! 60年以上、カヤックを作り続けているフジタカヌー様と一緒に、「FOLBOT」のフォールディングカヤックの制作が始まりました。 素材や色、ロゴの位置など、細部にわたりデザインしていきます。 しかし、一筋縄ではいきません。 船底に使用する生地を選ぶにしても、色は素敵だけど厚すぎて縫製がしづらいなど、さまざまな課題がでてきます。 「FOLBOT」復活まではあらゆる課題をクリアにしていかなければいけませんが、メンバーはとても楽しそうに取り組んでいます。 「自分だったらこんなものが欲しいな、こんな風にしたいなと…好きなものだから、アイディアも自然と湧いてくるし楽しい!」 メンバーの一人はそんな風に語っていました。 カヤックのほかにも、アウトドアギア、アパレルグッズなど、ワクワクしながら企画・制作しています。 展示会の様子 2021年11月20-21日には、愛知で開催されたFIELDSTLE JAMBOREE 2021に参考展示として出展いたしました。 どのように評価されるか、メンバーみな緊張していましたが、 ずっとInstagramでフォローして下さっている方や、「FOLBOT」を目当てに来て下さった方、会場で初めて見て興味を持って下さった方、 皆様とてもポジティブな意見を下さり、とても嬉しくなりました。 販売を心待ちにしてくださっている方々のためにも、プロジェクト関係者一丸となり、進めてまいります。 「FOLBOT」デビューまで今しばらくお待ちください。お楽しみに!