挑戦したいという想いを、
海外を相手に実現する。

PEOPLE 04

KOICHIRO
MAEDA

前田 洸一郎

商学部 出身

総合職

CAREER PATH

2022年入社~現在 
生活雑貨の海外向け営業担当

01

入社理由

どんな商材も扱える
裁量権の大きさに惹かれた。

学生の頃はボクシング部に所属しており、洋服は私の中でオンオフを切り替える大切なツールでした。就職活動では、自分が好きなものを仕事にしたいという想いから、アパレル業界を志望。その中で川上〜川中に関わりたいと考え、繊維商社を中心に選考を受けていました。様々な企業の中で田村駒を選んだのは、若手でも大きな裁量権が与えられると感じたからです。面接やOBOG訪問で先輩社員の話を聞いた時に、繊維商社に分類されてはいるものの、「自分がやりたい商材は何でも扱えるという点では総合商社に近い」、と言われたことがとても印象に残りました。また、社員の人たちが皆、仕事のことをいきいきと語るところにも惹かれ、入社を決めました。

02

現在の仕事内容

自ら選んだ
MADE in JAPANを世界へ。

日本のメーカーの商品を仕入れて、海外の企業向けに販売するのが私の担当です。商材は多種多様で、生活雑貨や食器、靴下など、ありとあらゆるものを取り扱っています。今、担当しているお客様は、アメリカやアジア諸国の企業を中心に15~20社ほど。メールやWEB会議、時には対面で話をしながら、お客様がどんな商品が求めているか、ニーズを探りながら様々な提案を行っています。常に良い提案をするためには、お客様だけでなく日本国内の仕入先と信頼関係を構築することも必要不可欠。仕入先との繋がりが多いほど、提案の幅も広がります。日本のメーカーならではの高品質な商品は、海外からの需要が高いので、仕入れ先は積極的に開拓しています。今では150社ほどになりました。

03

仕事のやりがい

自分なりのひと工夫が、
信頼と価値を生む。

他の誰かではなく、自分にオーダーを貰えることが嬉しいです。お客様からの信頼があってこそだと感じますね。そのために意識しているのは、求められている以上の提案をすること。スピーディーな対応はもちろん、依頼された商材だけでなく、その商材に合わせて必要になりそうな製品も提案するなど、自分なりに付加価値をつけることを心がけています。また、できるだけ一度の輸出で効率的に荷物を出荷できるようにコンテナへの積み方を工夫したり、提案資料に商品画像や英語の製品説明を足してみたりしています。それに対してお客様からテンション高め(笑)のお礼のメールを頂くこともあり、それがモチベーションにもつながっています。

04

苦労する瞬間

自分の目と足で、
地道に海外のトレンドを探る。

国によって売れる商品が全く異なる中で、トレンドやニーズを捉えた提案をしなければならないところです。例えば、中国では水筒やちりとり・ほうきセットが売れていると思えば、シンガポールでは収納ラックが売れているなど、その国でなぜその商品がヒットしているのか、全く要因がわからないことがあります。とはいえ、次のオーダーが来るのをただ待っているわけにはいきません。現地のネットの売れ筋ランキングをリサーチしたり、出張で現地にいる間はスーパーや百貨店をあちこち巡ったり、様々な方法でトレンドを把握するようにしています。その過程は想像以上にアナログですが、自分で地道に集めた情報が一番です。そうしたマーケティング情報を活かして提案し、オーダーを貰った時の達成感はひとしおです。

EPISODE

挑戦エピソード

こだわりのモノづくりを、
お客様とイチから共に。

1年目から担当している中国のお客様と一緒に、プライベートブランド商品を一からつくったプロジェクトです。担当者の方が日本在住だったので、定期的に商談し、信頼関係はある程度構築されていましたが、それまで主な取引は生活雑貨のみでした。そこで、中国でキッチンマットを売りたいという相談を受けた際に、せっかくなら品質の良い日本メーカーの製品を、お客様のオリジナルブランドとして別注生産したらどうかと提案。単純にモノを仕入れて売るところから、一歩踏み込んだ付加価値のあるビジネスがしたかったんです。そこから、懇意にしていたメーカーに相談し、お客様とメーカーと私、一丸となって製品開発をすることに。試作段階では、“日本らしいデザインを保ちながら、中国市場にウケる要素をいかに取り入れるか”がポイントでした。全員で意見を出し合い、試作を重ねて、何とか皆が本当に納得できる商品を作ることができました。評判も上々で、お客様とも絆と呼べるほど強い関係を築くことができたプロジェクトでした。

05

田村駒の魅力

「挑戦したい」がとことん叶う環境がある。

若手のうちから想像以上に色んなことを任せてもらえるのが、田村駒の魅力ですね。1年目から「どう思う?」と上司や先輩から意見を聞いてもらえますし、最終決定をさせてもらうことも珍しくありませんでした。もちろん、ただ聞かれるだけでなく、アドバイスももらえます。トップダウンではなく、年次を問わずやりたいことを尊重してくれる社風があるのは、私にはとても有り難かったです。新人でも売上が大きなお客様のメイン担当になれる。海外企業と取引がしたければ、色んな国の会社に自分からコンタクトを取り、条件さえ合えば取引を始めても良い。ビジネスとして成り立つのであれば、繊維に限らず何を商材にしても良いので、自分で考えて動ける挑戦心のある人には、ぴったりの会社だと思います。

06

これからの目標

商圏も知見も広い、
商社パーソンへ。

世界にはまだ開拓できていないマーケットが広がっているので、これからはそうした市場を狙っていきたいと思っています。個人的にはヨーロッパをターゲットにしたいですね。会社としても、今後は日本だけでなく海外にもビジネスを広げようとしている中で、私たちの事業部が担う役割はますます大きくなるはず。海外の販売先を開拓するために、現地の商習慣やどんな商品が暮らしに根づいているかを把握しながら、質の良いメイドインジャパンの製品を提案し、より多くの国に売っていきたいと思っています。一方で、私は入社してから雑貨の輸出を担当しているので、アパレル製品のモノづくりにも興味があります。どちらも知ることで、商社パーソンとしてもっと成長していきたいですね。

COLUMN

ひとことコラム

仕事をする上でのこだわり

まずはやってみるという姿勢を大切にしています。上司は好きなことをやれと言ってくれますし、私自身も何でもトライして商売につなげるのが商社パーソンだと思っています。

私の強み

周囲からの指摘や助言を、素直に受け入れるところですかね。学生時代の野球部とボクシング部の経験から、「素直に指導を受け入れて強くなる」という思考が染み付いていると思います。

今、一番やりたいこと

猫カフェで猫に癒されたいです(笑)。実家では猫を飼っており、普段はそっけないのに落ち込んだ時には寄り添ってくれるところが本当に可愛くて。愛くるしい目も大好きです。