2020/12/09

田村駒 対極のニーズに対応 21~22年秋冬レディス製品四つのテーマ打ち出す

田村駒は、21~22年秋冬に向けたレディスOEM、ODM(相手先ブランドによる設計、生産)で黒を軸にデザイン性のある服を揃えた「レディーオフィサー」やシンプルなデザインで上質な素材を使った「コンシャスクラリティ」(美しい制約)など四つのテーマを打ち出した。

レディーオフィサーは、黒や紺をベースに金ボタン使いのワンピースやジャケット、袖や胸元にアクセントとなるディテールを加えるなど凝ったデザインが特徴。特に金ボタン使いノーカラーコートなどが展示会で人気だった。コンシャスクラリティは、ベージュ系が中心でシンプルなデザイン。ミドル丈のジャケットや上質なウールロングコートなどアウターの評判が良かった。

対極とも取れるトレンドを打ち出した理由を、「顧客によってニーズが全く異なるようになってきた。上質で長く着ることができたり、手持ちの服にも合わせやすいシンプルなデザインを求めるニーズが強い一方で、若い層を中心に、ベーシックはつまらない、デザイン性の高い服が欲しいという声も多い」と説明する。

撥水素材を使ったアウトドアジャケット、巣ごもりニーズに対応したニットやジャージーを表地に使った中わたジャケットなども好評だった。様々なテイスト、シーンへの対応や新型コロナウイルスによるニーズの変化などに対応できる間口の広さや柔軟さが求められている。

2020年12月8日 繊研新聞