インドで縫製まで レザーOEM/田村駒
田村駒はレザーのOEMでインドで原皮調達から加工、縫製まで一貫で手掛ける新提案を打ち出した。
現在は加工や縫製を中国で行う取り組みが中心だが、人件費の高騰などからインドの活用を考えた。
原皮調達、染色加工、縫製、日系第三者検品までをインド国内で一貫で手掛け、中国活用と
合わせて提案することでバリエーションを広げる。牛革やラムレザーがメインで、原皮調達は
インドを中心にサウジアラビアなど他国からインドに持ち込むケースもある。
生産リードタイムは3ヵ月から3ヵ月半の想定だが、企画からの提案だと1年あまりかけての
取り組みとなるため、18年秋冬から本格スタートとなる。
繊研新聞 平成28年6月22日