トキメクジャパンに出資 田村駒
繊維専門商社の田村駒は11月1日付で、ケア介護用品を企画・販売するTOKIMEKU・JAPAN(トキメクジャパン、東京、塩崎良子社長)に出資した。高齢者向け市場に参入し、事業を拡大する。
出資の目的は、①エンドユーザー向けに強みを持つトキメクジャパンと協業することで、シニア向け市場に参入 ②塩崎トキメクジャパン社長のケア介護に対する新しい価値観の提案やビジネスサービスの創出を支援し、協業を深める ③出資により、SDGs(持続可能な開発目標)施策を進める上で、高齢化社会における課題に取り組み、社会に貢献できる。
田村駒はこれまでトキメクジャパンをパジャマやバンダナ、杖など物作りの面でサポートしてきた。今回の出資でその協業をさらに深める。
トキメクジャパンは、16年7月の設立。「ケア介護用品を医療品からファッションへ変革する」とケア介護ブランド「キスマイライフ」を18年に立ち上げ、自社サイトなどで販売する。
国立病院を含めた病院店舗内に常設コーナーを持ち、病院・介護施設などでカタログ販売も手掛ける。
2021年11月2日 繊研新聞