2021/07/27

田村駒製品事業 ライフスタイル、雑貨関連を充実 フェムテック、アウトドアなど

田村駒は、アウトドアグッズやフェムテックをテーマにしたランジェリーなど製品OEM(相手先ブランドによる生産)の切り口を広げている。「従来と同じやり方、商材ではアパレル市場の縮小に対応しきれない」とライフスタイル関連や雑貨などを強める。

22年春夏に向けて様々な商材を仕込んでいる。「フェムテック市場は拡大する」とフェムテックに特化したランジェリー製品の提案を始めた。「ショーツだけで販売されることが多いので、普段通り、いつもと同じ感覚で身に着けたいという声を反映した」とデザインや柄にこだわり、ブラジャーとショーツの上下セットを作った。

「アパレル、小売り顧客からのアウトドア、キャンプ向けのニーズが非常に強い」とアウトドアグッズの提案も始めた。ポケットが10個付いたツーウェートートバッグは、エプロンに変身する。ポケットには調理器具や調味料などを入れたり、またDIY用として工具などを入れることも想定する。自立し、ワイヤ(針金)入りで様々な形にできるゴミ箱やペットの散歩時にトイレットペーパーを入れるエチケットバッグなどアイデア商品が多い。「仕入れたいと思ってもメーカーが限られ、人気なので取引が難しい」とコップなどステンレス製グッズも商社として注文をまとめ、「欲しい」という顧客に届ける。

鉱物を練り込んだ素材「セリアント」を使った疲労回復ウェアも作る。スポーツ、ヨガ向けウェアや介護用など幅広い用途を狙う。他に通販向けなどで補正下着も提案する。

子会社との連携も鍵だ。クラフト用品などを企画、販売するツクリエとは「キッピス」や「みすゞうた」などで連携する。ツクリエが扱うキッピスのテキスタイルデザインをポーチや食器などで活用したり、田村駒が商標を持ち、ツクリエがプリント生地を販売するみすゞうたでも、ツクリエのテキスタイルデザインを食器やDIYグッズなどに活用するなど、デザイン・柄を切り口に商材を広げ、市場開拓を進める。

2021年 7月27日 繊研新聞