2025.12.05

2日間で約400名が来場！特別展示「船場の田村駒とビリケンさん」が公開、「通天閣2代目モデル」のビリケン像や歴史的資料が好評を博す

～「イケフェス大阪2025」参加レポート　開催期間：2025年10月25日（土）・26日（日）～

当社は、2025年10月25日（土）・26日（日）に開催された大阪の魅力ある建築を一斉に無料で公開する日本最大級の建築イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪（イケフェス大阪）2025」に初参加、大阪本社ビルにて特別展示「船場の田村駒とビリケンさん」を公開いたしました。

本特別展示には、2日間で約400名の方々がいらっしゃり、盛況のうちに幕を閉じました。

ご来場いただいた皆様から、大阪本社ビルのエントランスの色合いや、白い壁・階段のアーチなどについて、お褒めのお言葉を頂戴いたしました。

また、通常一般公開していない「通天閣の2代目ビリケンさんのモデル」となったビリケン像や、豊富に展示した貴重な歴史的資料、来場者参加型ブースなどが好評を博しました。

満員御礼！イベント当日の様子

曇り時々雨という生憎の天気にも関わらず、次々とご来場いただき、2日間で約400名もの方がお越しくださいました。

お子様連れのご家族、歴史愛好会のご友人同士、長年のイケフェスご参加者など、老若男女問わず楽しんでいただけたように思います。

ご来場いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

本特別展示は、「田村駒の建物の変遷を中心とした歴史ブース」と「ビリケンさんブース」の二部構成で公開されました。

本イベントのために用意した暖簾は、創業当初をイメージし、レトロな雰囲気を演出しました。

思いがけず近隣の方々の目にも留まり、お立ち寄りいただけるケースもございました。

暖簾をくぐると、建物の変遷、社名、意匠、田村駒と野球、といったトピックスが記載されているタペストリーで囲まれた、歴史紹介ブースが目に飛び込んできます。

また、1949年（昭和24年）に製作し、通天閣2代目ビリケンさんのモデルになった、通常一般公開していないビリケンさんが来場者をお出迎えいたしました。

タペストリーとともに、実際に使用していた籠、そろばん、看板や、「意匠の田村駒」と称される所以となった実際の意匠図案、田村駒製ウールモスリンの着物、日本柄金巾更紗「傘菊」をモチーフにしたスタンドランプ等も併せて展示いたしました。よりリアルに歴史を感じていただけたように思います。

1960年代頃に発行していたセールス冊子「タムラコマ」も予想以上に多くの方にお楽しみいただきました。「逆に新鮮で面白い」「レトロでかわいい」といったお声を頂戴したり、約30分間熱心にご覧になっている方もいらっしゃいました。

またかつて当社もオーナーを務めたプロ野球球団「松竹ロビンス」に関する野球ブースにも、多くのお客様に関心を持っていただきました。

ビリケンさんブースでは、大阪で多くの方にビリケンさんが愛されていることを実感する機会となりました。

多くの方がビリケンさんの歴史や由来に関心を持たれており、スタッフの説明を熱心に傾聴していらっしゃいました。

「ビリケンさんをアートに、オーサカを元気に」をテーマとするアートイベント「BILLIKEN CREATORS OSAKA」の活動を紹介するコーナーもじっくりとご覧いただき、ビリケンさんに対する関心の高さが伺えました。

ビリケン像は全部で３体お披露目させていただきました。

流政之氏作の「コマビリケン」、1949年（昭和24年）製作の通天閣2代目ビリケンさんのモデルになった「田村駒ビリケン像」、創業130年を記念して大阪本社ビル前に設置された「船場のビリケンさん」です。皆様お気に入りのビリケンさんとの写真撮影を楽しまれていました。

「ビリケンさんにお願い★」ブースでは、願い事を記入し、かつビリケンさん公式 Instagram をフォローしてくださった方に、カプセルトイのマシーンでビリケン・ミニフィギュアをプレゼントする企画を実施しましたが、午前中にミニフィギュアがなくなってしまうほどの盛況ぶりでした。

願い事を記入する付箋に押すビリケンさんスタンプを、お持ちのイケフェスガイドブックに記念に押して楽しむ姿も見られました。

当社では、今後も皆様に楽しんでいただけるような企画・地域貢献活動を継続して参ります。