初のメンズ総合展開く  機能素材で差別化図る/田村駒

田村駒はメンズ事業を強化する。その一環として19秋冬に向けて初の「メンズ総合展」を東京本社ビルで24~25日に開いた。社内13の課が集まり、スーツ、カジュアル、スポーツ、雑貨コーナーでメンズ企画を発表。機能素材で差別化を図るとともに、各課の強みをメンズ商品に落とし込んだ。

スーツではウール100%の本格スーツから、ストレッチ素材や発熱素材「フレア」を使用したセットアップスーツを紹介。

カジュアルではフレアを使用の布帛、横編み、丸編み製品を提案、スポーツでもフレアを使いのアウトドアウエア、タウンウエアを。雑貨コーナーでは「コーデュラ」ナイロンに消臭繊維の「リフレビア」を使用した靴下を出品し、コンプレッションウエアはノネナールの消臭機能も持つ。

米かばんブランド「フォーカスドスペース」、伊カジュアル・スポーツウエアブランド「セルジオ・タッキーニ」もセレクトショップなどに提案した。

 

 

繊維ニュース  2018年10月26日