初のブラック単独展開催/田村駒

田村駒は9~11日、東京本社でブラックフォーマルの単独展を開いた。初の試み。

強みを持つ在庫ラインアップのほか、北陸産地との取り組み、カラーフォーマルも提案した。

合繊メーカーと取り組んだ素材を展示し、同時期に開催した総合展に来場した顧客へアピール、新規開拓を図った。

このほか、近年では差別化要素の高い独自素材の開発にも注力。特に北陸産地との連携を深める。

加工した特殊糸、ジャガードをはじめとした柄表現、濃染加工を組み合わせたメードイン・ジャパン素材を

「ホクリクオリティ」シリーズとして展開する。今後に向けては、アセアン地域縫製を強化する考え。

ベトナムを軸に中国からの移管を進めており、同国での生産比率が50%程度になっている。

専用ラインの活用で品質を向上させていく。

 

繊維ニュース 平成27年12月21日