ミャンマー縫製を強化/田村駒

田村駒は16春夏向けスポーツ衣料OEMで、カットソー商材のミャンマー縫製活用を

加速する。特恵関税の原産地工程ルールが4月から変更されたことを機に、関税フリー

を訴求できるアセアン域内オペレーションを拡充する。

特別特恵受益国であるミャンマーでカットソーを縫製する場合、これまでは

①生地の製造(編み立て)②縫製--の2工程を経る必要があったが、4月から

縫製1工程のみでも、原産品としての資格が与えられるようになり、カットソー生産で

ミャンマーが活用しやすくなった。

素材はタイから供給する考え。タイにはグローバルスポーツブランド向けで機能素材を

供給してきたメーカーが多く、調達背景もそろっているという。

 

繊維ニュース 平成27年7月21日