2019/12/13

田村駒 展示会で新しい試み 韓国の人気ブランドなど紹介 マッチング機能を強化

田村駒は自社の展示会などを活用し、韓国の人気ブランドや外部企業を紹介するマッチング機能を強めている。11月に開いたメンズ展では六つの韓国ブランドに加え、セレクトショップなどと取引のあるDKラボ(東京、加藤大輔代表)を紹介した。

前回のメンズ展で三つの韓国ブランドを紹介し、DKラボがブース出展したところ、「セレクトショップなどから好評だった」ので取り組みを広げた。「仕入れだけでなく、協業できる面白い海外ブランドを探す小売店は多い」と新たなニーズを捉えた動きだ。

韓国ブランドはEC発、ユニセックスなどを切り口にしたストリートブランドが中心。「マハグリッド」「セントペイン」「サーティーンマウス」、オープンザドアが手掛ける「ACIDITY」などが特に人気だ。小売店などから仕入れのオーダーが入っており、田村駒が輸入代行などを手掛ける。

メンズ、レディースのウェア「DKメイド」を企画・販売するDKラボは、プリント柄を生かしたODM(相手先ブランドによる企画・生産)を提案する。フランスのグラフィックチームが企画する多彩なプリント柄を昇華転写で様々なアイテムに落とし込む。生地化やアパレル生産は中国で手掛ける一貫の取り組みだ。無地のジャケットにパッチワーク柄をプリントしてパッチワーク風ジャケットを作るなど精緻なプリントを生かした商材が好評だった。

田村駒は、「キャラクター、ロゴを生かしたビジネスにも興味がある」とグレイスと初めて協業し、「コカ・コーラ」のロゴを使ったウェアを打ち出した。ロゴをファッショナブルに使うだけでなく、自社の機能素材と組み合わせて新たな製品提案につなげるなど製品事業の幅を広げる取り組みだ。

2019年12月13日 繊研新聞