2020/10/30

田村駒 メンズ展、継続開催し成果 21年秋冬展は5日間に拡大

田村駒のメンズ向けアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)が伸びている。同社のアパレル製品の主力はレディスカジュアルだが、手薄だったメンズを強化しようと18年から年2回のペースで展示会を開催、成果が出てきた。

「次の11月展で6回目の開催。田村駒がメンズをやっているという認識が広がってきた。取引先、固定客が増えており、売り上げも堅調」と手応えを感じている。21~22年秋冬に向けた展示会を東京本社のショールームで11月5、6日、9〜11日に開く。これまでは2日間の開催だったが、「3密を避けながらもしっかりと商談する」と会期を5日間に拡大し、前回と同様、完全アポイント制で開く。

展示会の全体テーマは「ナチュラルテック」。天然素材や天然調素材に機能性を加え、「ナチュラルに見えながらも機能的なウェア」を提案する。お薦め素材を軸にコーナー別で紹介する。

環境配慮素材を揃える新プロジュエクト「イーコマ」は、漁網をリサイクルする「GNB」や裁断くずなどを活用する再生コットン「リライズコットン」、再生ポリエステル「C2C」を見せる。バリエーションが増えてきた独自の発熱素材「フレア・メガヒートファブリクス」やリサイクルダウン「リンクダウン」、綿タッチのオリジナルポリエステル生地「ポリコット」、強力ナイロン「コーデュラ」なども生地、製品で見せる。

メンズ展で初めて紹介するのがイタリアの「マンテコ」の生地。従来レディス向けでウール中心に活用しており、今回はメンズ向けで、綿や綿・ナイロンなど布帛を中心に提案する。

2020年10月29日 繊研新聞