

自分にしかできないことを、
突き詰めていく。
PEOPLE 01
SHOHEI
TSUJI
辻 翔平
経済学部 出身
総合職
CAREER PATH
2013年入社〜現在
メンズ向けアパレル製品の営業担当
01
入社理由
売るだけじゃない、
そんな仕事に衝撃を受けた。
就活当時は、色々な企業の説明会に参加し、中でも関わる金額が大きいことからB to Bの企業に魅力を感じていました。また、営業職を中心に見ていましたが、既に出来上がったものをただ売るスタイルの営業は自分には向いていないと考えていたところ、出会ったのが商社だったんです。「“何を、いくらで売るか”まで自分で決める」という説明会の言葉に「これだ!」と思いました。それからは商社の説明会ばかり参加して、鉄や化成品、エネルギーなど様々な商社の話を聞きました。田村駒と出会ったのもこの時です。説明会での「モノづくり商社」というキーワードにハートを掴まれました。自分でイチから携わったものなら、熱意を持って売れる。しかも洋服は身近なものでイメージもしやすいと思い、入社を決意しました。
02
現在の仕事内容
それぞれに合わせた提案で、
商売をつくる。
社内では数少ないメンズアパレル担当課の一員として、SPAアパレルや小売店をメインの取引先として担当しています。その他にもスポーツアパレルや百貨店系の子供服など、取引先の層は幅広く、それぞれに合わせた生地や服を提案することが私の仕事です。例えば「パーカーのフードが乾きづらい」という実体験から、乾きやすい生地を使ったパーカーを提案してみたり。それが採用されると嬉しいですし、自分がトレンドをつくることもあり得ると思えます。こうした提案を重ねながら売上を拡大し、利益を確保することが私の役割。如実に売上と利益が求められるので、これからはアパレル業界以外の取引先を新規開拓することも重要な使命です。また、最近は自分の下に若手もついたので、その育成も任されています。



03
仕事のやりがい
“辻という看板”を、
信頼してもらえる。
「自分にしかできないこと」が評価された時です。私自身は何も特別な力を持っていません。だからこそ、取引先のことをいかに深く知れるかに注力しています。例えば、取引先の方をランチに誘って、一緒に市場調査へ行く、なんてことも。何店舗も一緒に回れば、先方の趣向やニーズがわかりますし、関係性も深められるので、相手のことをよく知る手段の一つですね。冗談が言い合えるほどの仲になってくると、商談の時に“この人はこういったものが好きそう”という視点で提案したり、“この人は短時間の商談が好みだから手短に話そう”といった発想ができるようになります。「辻さん、気が利くね」だったり、「辻さんとは次も仕事がしたい」と言ってもらえると、田村駒ではなく“辻という看板”で仕事ができていると実感できます。
04
苦労する瞬間
流行を掴めないと、
チャンスも逃してしまう。
スピードの速い業界というところでしょうか。流行り廃りがある業界なので、情報が命です。最近では、取引先とYouTubeやアニメの話をする機会が増えました。アパレル業界はコロナ禍の影響もあり、新しいことを探しているので、各社が他業界の流行っているコンテンツを注視するようになってきました。いわゆるコラボ商品などが、その代表例です。服が服だけでは売れない時代に差し掛かり、服だけなく世の中の関心事にも目を向けないといけないところが大変です。30代の私が、若い世代の関心事をどこまでキャッチできているのかも不安ですし、もともとトレンドにも疎い方なので、後輩社員から情報収集させてもらうことで対応できています(笑)。

EPISODE
挑戦エピソード
異国の土地を、
走り回った半年間。
2016年より約半年間、ベトナムに駐在した海外研修での出来事です。当時、研修生ながら、頻発する様々なトラブルを解決するために、工場をはしごする日々を送っていました。言語は全くできませんでしたが、現場で覚えたてのベトナム語と筆談で、伝えたいことを何とか伝え、一日がかりで問題を解決したこともありました。そんなことを何度もしているうちに工場担当者と親しくなり、新しい工場や生地屋の情報を教えてもらう間柄になりました。そこで、研修の目標として現地生産拠点の新規開拓を設定。色んな工場や生地屋を回って、レポートを課のメンバーに共有するようにしました。研修終了後、日本へ戻っても、現地でのノウハウを活かして営業することができ、今でもベトナムへ依頼する際は、当時知り合った工場担当者に情報を聞いています。「モノづくり」あっての商売なので、やはり大切なのは“裏側”で頑張ってくれている生産現場の人たちです。この研修は、その有り難さを知ることができ、成長のきっかけにもなった貴重な期間でした。
05
田村駒の魅力
失敗も成功も、
共有できる仲間がいる。
社員同士、めちゃくちゃ仲が良いところです。私自身お酒が好きなこともあり、独身時代はほぼ毎日、先輩後輩を問わず食事に行っていました(笑)。仕事の悩みや苦労話、自慢話など色んなことを語り合えたのは良い思い出です。中でも同期は特別気の合うメンバーが多かったので、休日には大阪にいるメンバーも含めてキャンプをしたことも。結婚してからはなかなか全員で集まる機会は減ってしまいましたが、今でもあの時間があったからこそ仕事を頑張れたと思えます。また、会社としてのサポートもしっかりしていると感じます。私は社内結婚でしたが、妻は育休取得後も職場復帰させてもらっていますし、保育園へのお迎えの関係で勤務時間の調整もいただくなど、夫婦で働ける環境を提供してもらっています。
06
これからの目標
アパレルのプロとして、
活躍の場を広げていく。
これまでにアパレル業界で培ったノウハウを他の業界でも発揮していきたいです。今は新規顧客を開拓するために、広告代理店を通じてアパレル以外の取引先へのアプローチを模索しています。これからの時代、競合他社との熾烈な争いに拍車がかかることが予想されます。得意なことを得意なもの同士で争うのではなく、自分が挑戦したい企業や業界に、私のノウハウを売り込みたいと思っています。アパレルのノウハウが、新しいと感じてもらえる分野はまだまだあるはず。様々な企業と新しいことを仕掛けるパートナーになれるよう、これからもドンドンやっていきます!



COLUMN
ひとことコラム
仕事をする上でのこだわり
オンオフは切り替えること。しっかり仕事をした後は、しっかり発散する。仲間と楽しくお酒を飲んで、仕事を忘れますね。
私の強み
「自分で考えて判断すること」だと思います。自分で決めたことでの成功は本当に気持ちいいし、自分で決めたことでの失敗は納得できると思っています。
大切にしていること
商談の前の日は、眠れないこともあります。そんな時は、最低ここで着地すればOKという基準を見定め、それ以上ならどこで着地しても成功という心持ちで臨みます。